トライアルコース
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基礎編

第1章 犬のルーツと歴史

家族の一員として、たくさんの家庭で暮らしているペット。なかでも犬と猫は人気が高く、日本全国で犬が約1,100万頭、猫が約1,000万頭飼育されており、全世帯の18%が犬を、11%が猫を飼育しています(2010年10月現在。一般社団法人 ペットフード協会調べ)。

今では私たちの家族の一員となった犬や猫も、初めからペットであったわけではありません。では、犬や猫はどのようにして人間と生活をともにするようになったのでしょうか。

犬との出会い

犬の先祖はオオカミであると考えられています。集団で狩りをして生活するオオカミの社会には厳しい上下関係が存在し、上の者には絶対服従します。

オオカミは、人間が家畜化した最初の動物と言われています。人間は今からおよそ1万年前、オオカミを住居の見張りや狩猟の補佐役として餌づけし、家畜化したと考えられています。

ペットとしての進化

ペットとしての進化やがて、家畜化されたオオカミから犬が生まれました。主従関係を好む習性を持つ犬は、人間を主人として認識し、人間にとって重要なパートナーとなりました。そして、目的や用途に合わせ、各国でさまざまな犬が作られたのです。

狩猟の時、獲物の位置を主人に知らせたり獲物を捕らえたりする各種の「狩猟犬」、家畜の群れを誘導・保護する「牧羊犬・牧畜犬」、番犬・警護、作業をする「使役犬」、家庭犬、伴侶や愛玩目的の「愛玩犬」などが、代表的な分類としてあげられます。現在では、世界で300種類以上の犬が人間と一緒に暮らしています。

  • セント・ハウンド
    Hound
    (狩猟犬)
    ビーグルなど
  • ハーティング・ドッグ
    Herding
    (牧羊犬・牧畜犬)
    ボーダー・コリーなど
  • スレッド・ドッグ
    Working
    (使役犬)
    マスティフなど
  • ガード・ドッグ
    Toy
    (愛玩犬)
    チワワなど

犬のサイズ

さまざまな犬種が生み出された結果、犬は同じ種にも関わらず、犬種によって非常に大きな体重差・体格差を持つ動物となりました。
例えば、超小型犬と超大型犬では、その体重差は50倍以上もあります。

小型犬

超小型犬・小型犬

一般的に成犬時の体重が1~10kgの犬種を指します。なかでも、成犬時の体重が4㎏未満の犬種は「超小型犬」と呼ばれます。かわいらしい外見から、今日では主に愛玩犬として大変人気がありますが、小型犬の多くは、かつて狩猟犬として重宝されてきました。犬のなかでは寿命は長く、およそ15年以上と言われています。

中型犬

中型犬

成犬時の体重が11~25kgの犬種を指します。活動的な性質や洞察力を活かして、優れた牧畜犬や狩猟犬として活躍します。また、アジリティ(敏捷性)などの競技を行う犬も多くみられます。

大型犬

大型犬・超大型犬

成犬時の体重が26~44kgの犬種を「大型犬」、45㎏以上の犬種を「超大型犬」と呼びます。人間への忠誠心に富み、活力に溢れているのが大型犬の特徴。力も強いため、昔から人間の仕事を手伝う使役犬として重宝されてきました。現代でも、優れた警察犬や救助犬、盲導犬として活躍しています。大型犬は身体が大きく、身体にかかる負担も大きいため、小型犬・中型犬と比べ、短命の傾向があります。

※これらの分類は、ロイヤルカナンの考え方にもとづくものです。

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